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SATTViCA ブログ

近況、雑記等 香耶

ヨガ講師を始めて、今年で12年目に入ります。

 

11年目の昨年は、飲食店の立ち上げと維持に追われ、いつになく走り回っていました。
あらゆる業務に追われて終わりが見えず途方に暮れそうになっても、スタジオで呼吸をすると我に返る日々でした。

最近では、少しずつゆったりと過ごせる時間を取り戻し、我に返る瞬間が増えています。

スタジオのある新城と自宅の往復をしながら、たまの休みには家で寝そべっているだけのこともしばし。
えい!と身体を起こして公園に行き、近くのパン屋さんで調達したチキンサンドを食べ終わって芝生に寝転んだ時に、
前の私なら、どう書こうかどう見せようか、写真や文章を人に見せることばかり考えていたなと思いました。
木漏れ日の美しさや2月の芝生の意外なぬくもり、マスタードの重要性やおいしいパンの条件について。

今は、書きたいことはいくらでもあるようで、言葉が出てこない。
リア充という古い言葉が頭をよぎる。今が充実していると感じられれば、過去を発信して得られる未来への執着がなくなる。
今は今である。
「ただの私(あたし)」というオノヨーコの本を思い出す。良い文章だった。

私にとっての、私=自分ってなんだ?
誰かに、自分の外や中を見せて見られて書いて読まれないと私がなんだかわからない時を経て、見られても見られなくても読まれても読まれなくても、私は1人の人間であるという当たり前のことを今更思う。

 

昨日はジャーマンポテトパンとチョコレートパンを焼き、いちご、オレオ、アーモンドのマフィンを作り、豚肉と絹豆腐を生姜で焼いて、野菜をせいろで蒸し、次の日のおかずの肉じゃがを煮て、ポテトサラダを作りました(粉と芋に惹かれる日でした)。あ、味噌汁も。
気の向くままに過ごしたら料理ばかりしていた。それも私のゆったりとした過ごし方。
パンの発酵具合を確かめながら、人間だってパン生地みたいに影響されているとすれば、外が寒い、暑い、雨が多い、気圧が低いなど、外気によっても昨日の自分の当たり前が今日の当たり前ではないとも思いました。

ある程度、体調や気分でクラスをお選びいただけるよう、週に5日、グループレッスンを9クラス設定しています。そのほか、セミ・プライベートクラスやプライベートクラスも。
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香耶