日本ヨガメディカル協会認定ヨガセラピストのkayaです。
自分自身の月経前不快気分障害(PMDD)の体験から、生理現役世代の方たちのための「女性のためのヨガセラピー」を行っています。
マタニティ、産後、更年期、シニアのヨガはさかんに行われるようになりましたが、その間の世代のケアが抜けている…PMSやPMDDは、女性にとって深刻な問題です。
自身の罹患から、後世の女性のためにこのプログラムを産み出しました。
他にも、PMDDに関する記事など書いていますので、ご覧いただければ嬉しく思います。
セルフお灸
お灸は言わずと知れた中医学の代表的な治療法です。
特定のツボを刺激することで様々な健康効果が期待されます。特に、腸や子宮の働きを高めるためには次のツボがおすすめです。
・三陰交
・太白
腸は栄養の消化吸収と同時に、常に細菌やウイルスなどの外敵の侵入にさらされています。腸粘膜にはこれらの外敵に対するバリア機能があり、免疫組織が発達しています。腸内の免疫組織は腸内細菌と協力して免疫活動を行うため、「腸管免疫」と呼ばれています。
腸の働きを高めるツボにお灸をすえることは、「セロトニン」を増やし、免疫機能を向上させる効果があります。以下のツボがおすすめです。
また、「三陰交」は古くから逆子直しとしても知られるほど、子宮とつながるつぼ。
婦人科系のみならず、男性の更年期障害にも効果が期待できるので、ご家族にも教えてあげてくださいね。
セルフお灸にお勧めの部位
三陰交(さんいんこう)
位置: 内くるぶしから指4本分程上。
効果:生理痛や生理不順など子宮関係の疾患や更年期障害などの緩和、消化器系の不具合(下痢、便秘など)。
太白(たいはく)
位置: 足の親指を足裏へ折り曲げてできるシワの親指側にあります。
効果: 消化機能を改善し、体の栄養吸収を促進します。
このツボにお灸をすえることで、腸の健康をサポートし、全体的な免疫機能の向上を期待できます!
直接お灸をするのももちろん良いのですが、サトヴィカで使用していた波型棒のような、棒状のもので優しく押してあげるのも◎もちろん指でもできますよ。
貼るタイプのお灸などもありますし、昨日ご紹介した「セルフ・セラピー・タッチ」は、つぼを温めるのにも活用できます。
ご自分に合ったものを見つけてくださいね。
お灸の使い方は、パッケージなどに記載がありますので、よく読んでから行ってください。
サトヴィカでは、経絡理論を土台とした中医学とヨガを融合した「陰ヨガ」取り入れています。
ツボや経絡にアプローチするヨガについても、お気軽にお問合せください。
https://yoga-sattvica.com/%e7%a7%81%e3%82%92%e3%81%84%e3%81%9f%e3%82%8f%e3%82%8b%e3%82%bb%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82%b1%e3%82%a2%ef%bd%9e%e3%82%bb%e3%83%ab%e3%83%95%e3%81%8a%e7%81%b8%e3%80%9c/