日本ヨガメディカル協会認定ヨガセラピストのkayaです。
自分自身の月経前不快気分障害(PMDD)の体験から、生理現役世代の方たちのための「女性のためのヨガセラピー」を行っています。
マタニティ、産後、更年期、シニアのヨガはさかんに行われるようになりましたが、その間の世代のケアが抜けている…PMSやPMDDは、女性にとって深刻な問題です。
自身の罹患から、後世の女性のためにこのプログラムを産み出しました。
他にも、PMDDに関する記事など書いていますので、ご覧いただければ嬉しく思います。
気分が沈む、自分や誰かを責めたくなる時のヨガ
身体が鉛のように重く感じたり、自分なんてこの世にいない方が良い…と思い詰めたり、ヨガなんてやってる場合か!と言いたくなるような時…
PMDDの症状でもありますが、そうとも限らずそのような気分の時には、「寝たまま呼吸瞑想」をおすすめします。
※PMDDを含め、鬱などの精神疾患の診断を受けている方は医師の許可を取ってから行ってください。
アナパナサティ ブッダの瞑想法
✓仰向けになる:楽な姿勢で寝転び、リラックスします。
✓目を閉じる: 目をやさしく閉じ、外界の刺激から心を静めます。
✓呼吸法: 鼻から深く息を吸い込み、同じく鼻からゆっくりと息を吐きます。
✓吸う息と吐く息の流れに集中し、意識的に行います。
✓集中力の維持: 呼吸に意識を集中している間、他のことを考えるのをやめ、心を静める時間を大切にします。息が乱れたり、思考が逸れたら、そっと呼吸に戻します。
「今、ここ」にある呼吸から意識が離れても、自分を責めない。絶対責めないと徹します。
責めちゃった!と思った自分も責めない、とにかく責めない。
集中する対象=呼吸に意識を戻します。また意識が離れたら呼吸に戻る、これを繰り返します。
PMDDを含め、鬱などの精神疾患を患う人は、生真面目、神経質、責任感が強いなど、気質的な要因のほかに「自分を責める」癖があるというのは有名かもしれません。
私自身は「責められ育ち」(この話はまたいつか)、そのような生い立ちの場合、自責をしないことが本当に難しいのです。
それが、私の場合は薬を飲んでふと、楽になったことが何度かあります。
薬で未来が変えられるなら、頼ってもいい。誰だって、幸せに生きていい。
※もちろん、薬の選択は医師の判断のもと、です。
PMDDに悩む女性たちが日々健やかに過ごせる社会になることを、心から願っています。
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