Blog


「あなたのためにならない」を見過ごさないインストラクターであるために 加藤香耶

2020/07/01

予約カレンダーに、定員間近を表す▲の表示がされなくなりました。

広いスタジオであれば、予約不要という場合もあると思います(私が以前いたスタジオもそうでした)。
それでも、もしもサトヴィカが定員30名の大きなスタジオだとしても、私は予約制を選択します。

「●のついている(席にゆとりのある)クラスはすいているから、当日決めよう」などと混雑具合に左右されるのではなく、自分にとって必要なクラスを前もって予約。
そこに向けて体調を整えるというのが、ヨガによって心身の健康を維持するためのポイントであると私たちは考えています。


習い事をするには、ある程度の気力と体力が必要です。
私が以前の地元でヨガを習い始めた時は、育児と仕事に追われて体調が悪く、常にフラフラしていました。
このままでは身体が持たない!と危機感を覚えて、できたばかりのヨガスタジオに入会。ところが土曜の朝のクラスを何度か当日キャンセルしてしまいました。

ヨガを予約した日の朝起きて、2人分のおむつを取り替えて、ご飯を食べさせて、家事をしただけで動けなくなってしまっていました。
3度目だったか、本当にごめんなさいと謝罪のメールをすると、「気にしないで」「元気に通えるようになると良いですね」というやさしい内容の返信が。
そこは、定員5名ほどの小さなスタジオでした。「当日、行けそうなら予約をしよう」では予約が埋まってしまって間に合いません。
これ以上キャンセルで先生に迷惑をかけてはいけない、でもヨガをやりたい。

だけど私には、街のスタジオに楽しく通うだけの気力と体力がないんだ。
変わりたい!子どもを残して死にたくない!(当時まだ難病が発覚していなくて、体調不良の原因がわからず切羽詰まっていました)
考えに考えた私は、資格を取ろう、と思いつきます。
ヨガの資格を取れるほど勉強すれば、自宅でできるようになるのではないか。
(続きは、先日公開されたyoutube「ふらっとさんが行く!」をご覧ください!こちら。)

そこからスクール探しを始めて、それなりのお金を払って、養成コースに通いました。
もちろん欠席はしませんし、サービスでいただいた10回分のチケットは、休みをいただいたりなんとかいして使い切りました。

年子の幼児を抱え、月~金はフルタイムで働いて、そのうえ毎週土曜日にコースに通った私は、10回券を使い切らなったという年下の同期の仲間たちの前で先生に「加藤さんを見習いなさい!」と先生に褒められることになります。

風邪を引かなくなり、ヨガのクラスに予約をして通えるだけの気力体力を手に入れいました。
卒業後、絶妙なタイミングんで派遣の仕事をやめることになりました。
その時はまだ、インストラクターとして仕事をしようなんて、考えていませんでした。でも、そうせざるを得ない流れ。
はじめに挫折した街のスタジオのオーディションを受けに行きました。未経験だったので当然受からなかったのですが、その後卒業したスクールでレッスンをできるようになり、そこからヨガインストラクターとしての活動が始まります。

今でも、いくつか不定期に習い事に通っています。
仕事関連と言えばそうですが、生徒であることには変わりはありません。
香さんと、同じ経絡体操の道場に通っていたこともあります。
当然二人とも前もって予約をして、時間に遅れないように行きます。

私は体調に不安がある時は直前まで様子を見ることもありますが、行けるかわからない場合は事前予約を入れません。
問題なく行ける時は、雨でも雪でも、警報が出ない限りは行くつもりで予約をするので、キャンセルはしません。

ヨガを習う人達の「当日、行けたら行こうかな」が「行きたいから前もって予約をしよう」に変わる時、きっと、大きく成長します。

私たちは、会員の皆さんのご様子をしっかり見ています。
「ためにならない」と感じたことは、まっすぐ伝えます。

1日2クラス3クラスという受講を制限することにしたのも、1日1クラスを薄めずにしっかり受ける方が、心身にとって有効であることがわかっているからです。バイキングで食べ過ぎれば消化不良で体調を崩すのと同じです。

せっかく受講料を払うのにただの暇つぶしにしてほしくないし、怪我をするようなことがあってはもってのほか。
集中できていないなと思ったら来るレッスンを減らすようにも、選ぶクラスを変えるようにもお伝えします。
オンラインレッスンにしてもスタジオレッスンにしても、私たちにあれこれ言われず自分のやり方でやりたいという方にはサトヴィカのクラスではなく合いそうな他スタジオを紹介したり、動画やDVDを見るよう進めます。

払うものを払えば、相手がどう受講しようが構わないというのが、普通のスタジオの先生たちのやり方かもしれません。

私がこれまでお世話になってきた先生たちは、しっかり1人1人を見てくれました。
やるべきこと、やめるべきことをアドバイスしてくれました。それは決して支配ではなく、心から寄り添ってくれていたからです。
私はスタジオの代表としてはまだまだ経験が浅いのですが、せめて「受講料さえ払ってくれれば、お好きにどうぞ」はいたしません。
ヨガに関係があることであれば時に干渉もするし、言うべきことは言います。

街のヨガスタジオとしては特殊かもしれませんね。
でも、気づいたことを看過することはできない私の、皆様に対するせいいっぱいの誠意です。

予約・キャンセルに関するお願い
【受講規定改正】回数券・都度参加・マンスリーパスいずれも1日1レッスンまで(8月以降)

そういえば私は馬場先生の治療院にはここ4年以上通っていて、200回以上予約をしているんだなと気づきました。
何度か、予約を変更してもらったことはあります。キャンセルは一度もしたことがありません。
「行く」と決めて予約をしているからです。
「行けたらいいな」「用事が入ったらキャンセルするかも」の段階での予約はしない。
特に1対1の治療をする先生に対しては当然のことで、これは礼儀でもあります。

キャンセル無料だった時代に、10人定員のクラスで5人当日キャンセルなどの経験もしてきて、キャンセルポリシーもそこそこ厳しいサトヴィカです。
ルールを守ってくださって、ありがとうございます。

何度も伝えてきましたが、前もっての予約変更や、たった数回のキャンセル、ご家族やご自分の体調不良等のキャンセルは、当然問題ありません。
これからも、良いヨガライフを!

加藤香耶

3日前と2日前の朝の空、同じ時間にほぼ同じ方角。
1日として同じ日はありませんね。