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自然に倣って 〜それから〜 伊藤英美

2017/12/10

青々と葉が茂っていた「緑の小路」は 落ち葉で埋め尽くされていた。
あの日と同じ時間なのに 陽射しは僅かにしか届いていない。
黙々と歩いた。

誰かが寄せたのだろう。
盛り上がった落ち葉に足を踏み入れた。
湿った葉の中に埋もれていく足元・・・
土にたどり着くまでの たかだか1秒が長く感じられる。
見つめながら 不快感に襲われるのを感じた。

 

「私って勝手だな・・・」

あの時のように木洩れ日で そして落ち葉が乾いていたら・・・
踏みしめるごとにサクッと鳴る足音を 何度もかみしめたくなっただろうに。
季節の移ろいを そのまま現しているだけの自然を
また 自分の「快感?」「不快?」のセンサーだけで拒んでいた。

「ごめん・・・」

小路を抜けると視界は広がり 眩しい陽射しは先ほどと変わらず降り注いでいた。
自然を拒んだセンサーのトンネルから抜け出たような
清々しさ。

 

また 一つ 自然に教えて貰った。

 

英美

 

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