Blog


自己肯定感は栄養素/だけど摂らなくても生きられる 加藤香耶

2020/07/23

今号の「yogini」の特集のひとつ「自己肯定感を整えよう」

自己肯定感=高めると表現されるという認識があったので、「整える」という表現は印象に残りました。

「自己肯定感」に関する優れた書籍はごまんとあります。
そこで得た知識を私の中で咀嚼して大枠を説明するとすれば…

人が自己肯定感を持てない大きな理由のひとつとして、誰かに大切にされる体験をしていない、実感できなかったということがあげられます。
愛されてしかるべき子ども時代にそれを体験できなかった子どもが、どうして自分を大切にすることができるでしょうか。

生きる上で必要不可欠なミネラルを与えられずに育ち充分に発育しなかった子どもに、大人になってから「毎日牛乳を飲んで身長を伸ばしなさい」などと言ったところで無理があります。
他人からほとんど否定されたことのない自己肯定感の健康優良児が大きくなって、自己肯定感を持てない大人に向かって「自己肯定感を高めなさい」と言ったところで、体験のともなわない口先だけのアドバイスにしかなりません。

学校で先生に…会社で上司に…理不尽に怒られたり、仕事で失敗ばかりしてしまったり
それだって、何度も繰り返し、長く続けばその人の自信を失うことに繋がりかねませんが、致命的なミネラル不足に陥るとは思えません。
誰かに大切にされたことによるもともとの体力(自己肯定感)があれば、たとえばそれだけでうつ病になったり、死にたくなったりということにはなり得ないでしょう。

かたや自己肯定感を持てない人たちの中には、学校生活や社会生活で理不尽な目にあえば、生きる意味を見出せずに死ぬことばかり考えてしまう人がいるのも不思議ではありません。

死ぬことばかり考えていたのに死ななかった自分を
周りからの誘いに乗らずに薬物に手を出さなかった自分を
薬物に手を出してしまったとしても、それが理由で死ぬことも考えて、それでも死ななかった自分を

自己肯定感を持てずに自分を責め続ける自分を「自己肯定感が持てなくも良い」と受け入れられるようになる。
自己肯定感を高めることはできなくても良いのです。

もしあなたが該当者なら、そのままの自分を受け入れることから始めませんか。
そのためには、仲間が必要です。

セルフ・アファメーション」は、「近座の会」として2018年の1月に始まりました。2年以上、一度のクローズもなく細々と続いています。

同じ課題を背負う仲間同士で集まり、自分のことを話、人の話を聴き、そしてただ共感します。
傷のなめ合いではありません。
口先だけで慰め合うことも、その場しのぎのお世辞を言いあうこともしません。

ほかの人が話している時は、聴く人は聴くだけ。質問や意見を言うこともできません。
たとえサトヴィカのメンバーさん同士で顔見知りであっても、クラス中は知らない人同士で集まっているという前提とします。

次回のテーマを正式にどうするかは思案中ですが「自分を受け入れる」をテーマにするつもりです。
8/22(土)18:00-20:00開催。
受け入れない自分も、受け入れる。つまり受け入れなくても良いといこと。

苦しんだことのある人は、苦しい人に寄り添うことができます。
誰かの痛みのわかるあなたに、届きますように。

「宿題」がありますので、3日前までにご予約くださいね!


ヨガは運動ですか?と聞かれたらYes
ヨガは単なる運動ではありませんよね?と聞かれたらYes

環境や指導法は大きく変わりましたが、8年間その姿勢を崩さずヨガを教え続けています。
オフ・ザ・マットのヨガに取り組む方が増えますように。

加藤香耶

This error message is only visible to WordPress admins

Error: API requests are being delayed for this account. New posts will not be retrieved.

Log in as an administrator and view the Instagram Feed settings page for more details.