Blog


大きなひとりごと/武蔵新城「chill」で思ったこと 加藤香耶

2020/08/18

20代の頃に何年か原宿で働いていて、カフェでランチをするのが日課でした。
カフェのランチってどうして温泉卵がよく乗ってるんだろうとか、どうでもいいようなそうでもないようなことをぼんやりと考えていたような、気がする。
「カフェ」と「温泉卵」という言葉の組み合わせに、「渋谷パルコ」と「肉じゃが」みたいなちぐはぐさを感じていたような(なにそれ)。

就職氷河期世代にしては珍しく大きな会社に就職したものの長続きせず、何年もふらふらした、やりたいこともなく体調も崩してばかりでお酒と煙草が主食の日々。
生きる意味がわからなくて、適当な毎日を重ねていたあの頃に戻りたいとは、考えたことはありませんでした。
だけどインディーロックだけは死ぬほど好きだったし、同じような音楽が好きな人と過ごすのはもっと好きだった。
先日、その頃に戻りたいなとはじめて思ったのは、当時の友人たちとオンラインで再会した時。
爆音で音楽聴きながら踊ったりソファに寝そべったりしたい!と思ってしまって、あの頃に戻るにはどうしたら良いんだろうと。

そして今日。
子ども達とサンモールのカフェハットに向かおうとしたところ、家から30秒の通称「サウナの跡地」にカフェハット2号店がオープンしているのを発見。
前から気づいていたのだけれども、いつ開いているのかがわからず、開いているなら行ってみようと。
で、入ったらロックはガンガン流れてるし(思わず誰の選曲?と質問)当時出入りしていた原宿のカフェみたいな内装だし(知り合いのパティシエ=皆大好きtoi-toi-toiのよしえさん…がご飯食べてるし)、オーナーさんがPA機材あるんですよとか言うし、なにこれロックイベントここでやれフラグ?とか勝手に思いながら美味しく楽しいランチタイムを過ごしました。

んで、帰ってから、始めたばかりのspotify(サブスク)で適当なプレイリストを再生していたら、フラワーカンパニーズの「深夜高速」が再生される。
15年以上前によく聴いていたアルバムに入っていた、当時はあんまり気に留めてなかった。
だけど、今聴いたら、歌詞が刺さりすぎて、なんだかだらだら1人で泣いてしまった。ロックは良い。ロックはやっぱり良いぞ。
あらゆる感受性の強すぎるまんま、生き抜いてみせるぞとあらためて決意した真っ昼間でした。

深夜高速(youtube再生されます)

歌:フラワーカンパニーズ

作詞:鈴木 圭介
作曲:鈴木 圭介

青春ごっこを今も 続けながら旅の途中
ヘッドライトの光は 手前しか照らさない
真暗な道を走る 胸を高ぶらせ走る
目的地はないんだ 帰り道も忘れたよ

壊れたいわけじゃないし 壊したいものもない
だからといって全てに 満足してるわけがない
夢の中で暮らしてる 夢の中で生きていく
心の中の漂流者 明日はどこにある?

生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜を探してる

年をとったらとるだけ 増えていくものは何?
年をとったらとるだけ 透き通る場所はどこ?
十代はいつか終わる 生きていればすぐ終わる
若さはいつも素裸 見苦しい程ひとりぼっち

生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜を探してる
生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜はどこだ

僕が今までやってきた たくさんのひどい事
僕が今まで言ってきた たくさんのひどい言葉
涙なんかじゃ終わらない 忘れられない出来事
ひとつ残らず持ってけ どこまでも持ってけよ

生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜を探してる
生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜はどこだ
いこうぜ いこうぜ 全開の胸で
いこうぜ いこうぜ 震わせていこうぜ
もっともっと もっともっと見たことない場所へ
ずっとずっと ずっとずっと種をまいていく
全開の胸 全開の声 全開の素手で
感じることだけが全て 感じたことが全て

生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった 生きててよかった

加藤香耶

This error message is only visible to WordPress admins

Error: API requests are being delayed for this account. New posts will not be retrieved.

Log in as an administrator and view the Instagram Feed settings page for more details.