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8月、家族が感染してました 加藤香耶

東京で日々5千人なんて感染者が出ていた8月、家族のうち1人がコロナ陽性になり、療養終了から1ヶ月以上が経ったので記憶のあるうちに記録しておきます。

患者Aは10日の療養、私たち家族は発症しなくとも2週間の待機でした。
療養終了の頃に、スタジオで感染者が出たらしいと言うデマを聞いたと人伝に聞き、弁解しても良くないだろうと、今まで沈黙を貫きました。
デマという言葉はなんですが、それはそれで仕方ないことだと思います。

 

スタジオを利用された方に感染者はいません。
ただ、スタジオに患者を閉じ込めました。

 

ドアあり、独立した、窓付のトイレや洗面所もあり、クリクラさんのお陰で水とお湯常に出る。ちっちゃいけど冷蔵庫と冷凍庫ある。なんならテラスで日光浴できる。窓は常に開けて、エアコンと(まだ暑かった)ダイソンの空気清浄機を24時間稼働。

最初の数日は食材を求めて近所に買い物に行きましたが、その後はオンラインスーパーや宅配を利用。

 

ホテル療養と同等とみなすと保健所からも言われたので、徹底して患者との接触を避けました。
テレビ電話で会話をし、患者Aがスタジオを出て自宅にお風呂に入りに来る際は非感染者3人は部屋にこもり、患者が風呂を出たあとは私がフル装備で風呂じゅう、家中にアルコールを吹き付けました。お風呂、トイレ、スタジオ、窓と言う窓は開けていました。
食器は、食洗器の高温洗浄で殺菌OK、洗濯物はビニールに入れて保管してからお湯洗い。

 

中盤から届き始めた、県から大量に送ってもらった冷凍の食事(ワタミの冷凍食品やご飯味噌汁レトルトおかずなど、10000円分以上もらったと思う)、ウーバーイーツなどで宅配も利用。

頑丈な私は感染するわけもなく(風邪すら引かない…)、だけどここは決して外出するわけにはいかない。
オンラインレッスンとテレワークで普通に仕事をしていたものの精神的に暇すぎて食事を作るくらいしかやることがない!とうまいものを作っては患者の部屋の前に置き、テレビ電話で会話しながら毎日テレご飯。

特筆すべきは、風邪すら引かないくせに「基礎疾患あり(免疫抑制剤使用歴5年)」の私と、シニア2名(義理の両親)に対してすぐに保健所から電話が来て、「ぜっっっったいに患者Aと接触しないように」と念を押されたうえ、パルスオキシメーターがその電話の3時間後に3つ届けられたこと(ドアノブにくくりつけられていた)
仕事はやっ!!

それだけ、シニアや病人の感染はシリアスなんだなあと…
義理の両親とは、玄関から分かれている2世帯住まいなので2週間完全に断絶状態でした。

 

「家庭内感染は絶対するものだ」と聞いたので、うちは絶対しないで見せる!となんだか燃えてしまいました。
結果を出せて良かったです…

会員の皆様にはご迷惑をおかけいたしました。
その節は、オンラインレッスンにご参加いただき本当にありがとうございました。画面越しであっても、皆さんとのつながりがあってこそ元気に乗り越えられたことは間違いありません。
患者Aの陽性発覚の初日は「ほかの家族を感染させないために、スタジオに隔離するしかない」と決めてプチ引っ越し。
「私はオンラインでレッスンをします」と宣言してから「あれ、今スタジオに入れないじゃーーん」と気付くくらいには、テンパっていたようです!

居間でPCや照明器具と小一時間格闘して、オンラインいけます!という状態に整えて、翌日から孤独に配信しました。

 

1日1~2時間レッスンをして、事務仕事して、ひと気のない道を選んで患者ではない家族と散歩。
今日何食べる?そればっかりでした。なんとなーくゆるっと禁酒もしました。

陽性発覚の当日の患者A、「なんだか具合が悪い」って言いたかっただろうにモゴモゴしてて、私はまさか熱があるなんて夢にも思わず
「なんなの?急いでるんだけど!」って走って外での仕事に行ってしまって
ものすごく後悔しました。
抱きしめてはいけない状況になってしまってから怖がって泣いているのを見て、もう邪険にしないよ!っと思ったけど、なんだかそうもいかないものです…

 

 

「自己の義務(ダルマ)の遂行は、たとえ不完全でもよく遂行された他者の義務(ダルマ)に勝る」
バガヴァッドギーター(ヨガの経典)の言葉です。

自分のやるべきことを遂行して、悔いのない日々を。

あなたの義務(ダルマ)はなんですか?

 

香耶