私たちのまわりには様々な「ゆらぎ」があります。
自然界では、鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、キャンドルの炎のゆれ、星のまたたき、雨音や風の声…
そして私たちの心臓の鼓動も。
どれも一定なようで、実は不規則な…それは「1/fゆらぎ」と言われています。
五感を通して1/fゆらぎを感じることは、自律神経が整えられ、心の安定にもつながるとされています。
感染症の不安に苛まれたり、忙しく過ぎていく日々の合間、サトヴィカの屋外クラスや静かなスタジオで行うヨガで「1/fゆらぎ」を取り入れませんか?
・木や土(無垢の床、珪藻土の壁)に囲まれたスタジオで過ごす
・リラックス(陰ヨガ)のクラスでキャンドルを見つめる
・ゆらぎを感じる音楽を聴く
・屋外クラス(森林浴)に出かけて、直接的に自然のゆらぎ、風や音を体感する
私は今日、何かを我慢するように、ずいぶんと長いことぐっと握りしめていたらしいこぶしをゆっくり開いて、そしてテラスから眺めた夕焼けと、星の美しさにあらためてハッとしました。
起こることはすべて必然です。
ヨガの経典で繰り返し説かれること。忘れてしまうことも、いたしかたなし。
思い出したときに、そっと胸にしまいます。
必然とは言え困難もある毎日。
すべての命に感謝できるのは、毎日のヨガ、瞑想、手当てのおかげと実感します。
プライベートレッスンに月数回通ってくださる方とお話して、気になる症状がだいぶよくなってきたとのこと。
鍼治療やフィットネスにも通われて、じっくり症状と向き合っていることからも結果を出せているのだと思います。
私ができることは、一緒に身体の声を聴くこと。
回数を重ねるごとに、目の前にいる方の身体の声が聴こえやすくなるように思います。
このポーズをすると、〇〇病が良くなる!ということは私からは言えませんし、考えにくいです。
イメージとしては、漢方薬のように、合えばすぐ効くこともあれば、じわじわと時間をかけて体質が変わることもある。
そういう意味でも、ヨガと東洋医学は相性の良いものだと感じます。
病気治療を受けながらも、ヨガはできます。
そして「未病」のうちにもセルフケアを。
心の不調も、ご相談ください。
香耶