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トムネコゴの思い出と、月に数回の寝汗と不眠の話 加藤香耶

かれこれ1年以上行ってないけれど。
吉祥寺は井の頭にある喫茶店「トムネコゴ」がとっても好きです。珈琲と文学と音楽と。

井の頭でとある講座を受けた帰り。
いつかの雨の日の夜に「こんな時間に良いですか…」と言って尋ねたら「今日は予約制の朗読会なんです」と申し訳なさそうに断られて
「ああっ、ではまた来ますね」と言ったら「また、きっと」と店主さん。そのお辞儀が忘れられない。

私語は極力控えてください。
そんな通達も含めて、好きなのです。

しっとりとした雨の日が似合うお店。
サトヴィカももしからしたら…??って、なんだか、期待してしまいました。
雨の日と、夜が似合うサトヴィカ。

*

6月は、ああ、私ついに廃業を考える時期なのかな、って思うくらい、スタジオを利用される方がすくなかった。雨の日のサトヴィカ体験を、多くの人がしなかったということ。5年やってきてはじめての、本気のやばさ。

5年近く営業してきて、はじめての数字を目の当たりにして、覚悟を決めました。
そしてその問題は、梅雨が明けたら解消するという。
うそでしょ?!と爆笑してしまった。
私は、雨を理由に習い事に通わないという選択をしたことがなかったから、梅雨を理由に利用者が半減するなんて考えたこともなかったのです。昨年はイレギュラーだったし、おととしとその前は、1000Beroで盛り上がっていた6月でしたから。

週に1回、これがヨガを習うのには当たり前の回数なのです。
それを切った場合、体調が良くならない、身体の調子がすぐれないという相談には乗れません。
ちなみに陰ヨガを週に1回は、ケーキと珈琲を週に1回と同義です。栄養にはなりません。
栄養バランスを取るには、はじめてヨガ、ベーシック、アドバンスのどれかを週に1回です。

だけど、すべての会員さんがヨガを中心に生活してるわけではない、ということも私は心得ています。
ヨガに月2回の頻度で通うなら、月にできれば28回、少なくとも15回くらいはご自宅でプラクティスをされていることを願っています。

歯磨きをするように、ヨガのプラクティスを。

選ぶのはお客様だから、なんだっていいじゃない。そんな言葉も聞きますが、お客様と生徒様は似ているようで違う。
お金さえいただければ、あとはどうでも良いとは、思わない。
偉そうになんてしたくない、だけど私は広義において「先生」でありたいと思います。

*

そんな私ですが、体調の波は激しいです。

月に数回、何リットルもの寝汗をかいて、びしょびしょに濡れた身体が明け方に冷やされて、震えて目が覚めることがあります。
それを私は、お酒を飲み過ぎたからとか、大好きな緑茶やコーヒーをたくさん飲んだからとか、刺激物のせいにしてきました。
飲んで平気な日もあるのになんで?と思いながらも、なんとなく、そう自分を説き伏せてきました。
だけどそれは、持病の治療で処方されている、生物製剤のせいでした。

先日大学病院で「注射を打つと、3日くらいほぼ眠れません」と言ったら
「睡眠の薬出しましょうか」とドクター。
「前回、睡眠の薬で日中に吐いたりお腹壊したりした話をしたかと…」
「そうでしたっけ。注射のあと、寝汗はかきますか?」
「注射のあと…??」「寝汗で眠れないことは月に数回あります。それ注射と関係あるんですか」
「あるんじゃないかな。どのくらい寝汗かきますか」
「夜中に冷え切って震えて起きるくらい。そのあと朝まで眠れません。」
「でも薬やめたらもっと、内臓の状態が悪化するから」

寝汗で冷えて震えることに耐えることになりました。
嗜好品は悪くなくって、悪いのは薬だった。だけどその悪い薬をやめたら腸がやぶれて死ぬかもよ、という話。
とりあえず死ななそうな方を選びつつ、だけどいつ死んでも良いように生きようかな、って思ったりもします。
死ぬ死ぬ言ってるうちは死なないんだよ。
自分を嘲るでもなく、そんな風に説き伏せるように生きています。
時に全身にいやな汗をかきながら、希望と失望のはざまで、懸命に生きています。

今日の、陣ヶ下渓谷公園のクラスの様子↓

希望ばっかりでした。

香耶