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顔を地面に近づけたら元気になりました。 馬場健一

2019/03/12

春一番が吹き、桜も咲き始め、森の中に入ると春の生命エネルギーが肌で感じられます。

東洋医学では、春は肝経(肝臓と足の親指の体表をつなぐエネルギーライン)に変動が起こりやすいと考えられています。

冬の間、体内に溜め込んできた様々な毒素を排泄するベストタイミングです。

近年、健康の分野においてもその活用の仕方に注目を浴びている森林の存在。

森と健康をつなぐ森林医学の世界では、日本での研究が着実に進んでいます。その成果として、自律神経のバランス調整や免疫細胞の活性化、ストレスホルモンの減少などが科学的に証明されています。

なので、個人的にも積極的に森に入る時間をスケジュールに組み込むようにしています。

先週末にも森林セルフケアのイベントでお気に入りの生田緑地にある とんもり谷戸へ行ってきました。

森の中は、春の匂いが漂いはじめ、たくさんの野鳥たちがさえずりをしていました。

しばらく森の中をゆっくりと歩いていると、目の前の樹木の幹をとんとんと登っていく鳥を発見!色々な鳴き声を出す鳴きまね上手のカケスでした。

その姿を目視してから、参加者の皆さんと眼を閉じて、しばらく森の静けさの中に響くいくつもの野鳥のさえずりを聞いてもらいました。

その後、見晴らしのいい丘では、みんなで素手を地面について、鼻を地面スレスレにまで近づけて、春の草花に触れたり、クンクンと土の匂いを嗅ぎました。

すると、自分には懐かしい子供時代の記憶が蘇ってきました。あの頃は、よくこの匂いを嗅いでいたことを思い出していると、からだの内側から不思議と元気が戻ってくる感覚を感じました。

周りの皆さんも童心に帰ったような柔らかな表情をされていたのがとても印象的でした。

森林セルフケア体験では、五感で自然に触れた時に感じる~自分のからだの内側の反応に気づいていく~ことを大切にしています。

そして、フィールド選びも日常(都市部)から非日常(大自然)の間の橋渡しをするように都市部の森林公園で行うようにしています。

「まずは、近所の森の中でいつもよりゆっくり歩いて、ゆっくり呼吸をしてみましょう。」

今度の森林セルフケアの体験イベントは、3月16日(土)にサトヴィカの床材でもあるシラカシの森が気持ちいい東高根森林公園で開催予定です。

皆さんのご参加をお待ちしています。

馬場